〜with bamboo〜
竹は生活の中で身近な存在でしたが、プラ製品の台頭により身を潛めるようになりました。そこで持続可能な社会の実現のため見直されつつある"天然資源"である竹を再び生活の一部に取り入れられるよう開発されたボトルスタンドです。
バンブーデザインコンペ2016受賞
シンプルな形状の竹製スタンドにボトルを挿すことで自立するユニークなボトルスタンドです。ボトルを抜いてもインテリアとして飾ることもでき、お部屋のアクセントになります。 『京もの指定工芸品』に指定された"京銘竹"と呼ばれる伝統的な竹材を使用しており、日本の古き良きものを現代のさまざまなライフスタイルに合う形にしたことが高く評価され、2016年にバンブーデザインコンペ入賞を果たしました。
京銘竹とは
京銘竹は、「京もの指定工芸品」に指定されている工芸品の一つで、9月〜12月に伐竹された京都産の竹を、火あぶりにより油を抜きし、天日で何日も干して、完全に乾燥させ「白竹」に加工するという京都ならではの技法で作られたものです。 美しい光沢は、油抜きの作業の中で、丁寧に油を拭くことで出るもので、炙り方や拭き方次第ではきれいに仕上がらないこともある貴重な工芸品です。
漆職人の技
京銘竹「白竹」に京都で活躍する漆職人が一点一点丁寧 に塗りあげました。 竹の表皮は硬い皮となっていることから、表面をサンドブラストで粗し、漆を綺麗に定着させています。竹と漆による、日本の伝統文化を合わせた商品です。
種類
朱(しゅ)平安時代から続く京漆器。時間をかけ何層にも塗り重ね、仕上げに朱の顔料を混ぜた漆を塗り仕上げました。
漆黒(しっこく)
漆は採取した時点で乳白色をしていますが、酸化とともに茶色く変化していきます。その漆へ朱と同様に顔料をまぜ着色し、艶と奥行きのある色を出しています。
溜め塗り(ためぬり)
透明感が特徴の溜め塗り。溜め塗りには様々な技法がありますが、今回は素材の特徴を生かすために、下地を塗らずに透き漆を塗った透明感ある色味を出しています。 一つとして同じ色味にならず、紫外線で色が変化する点も特徴です。
拭き漆
素材そのものの生地感を生かした意匠となるよう、生漆を塗っては拭き取るという工程を繰り返して作られ、竹の美しさが際立ちます。
京漆器の歴史
平安時代に確立され、茶の湯の文化と共に発展してきたと言われています。各地にある漆器のなかでも京漆器は、木地が薄く繊細で、わび・さびといった内面的な美しさを持っていると言われています。
漆加工された逸品はお世話になった方への贈り物に最適です
京銘竹ボトルスタンドシリーズ
京銘竹ボトルスタンド漆×金箔(京銘竹×漆×金箔)バージョン(16,500円税込)はこちら
京銘竹ボトルスタンド金彩(京銘竹×京友禅金彩加工)バージョン(9,900円税込)はこちら
京銘竹ボトルスタンド白竹・胡麻竹・図面竹(5,940円はこちら)
仕様
京銘竹ボトルスタンド漆(化粧箱入り)
原材料:国産竹(京都産)、漆
サイズ:縦約300mm × 横約80mm × 奥行き(厚み)約40mm
※天然素材で一点一点手作りのためサイズには多少の誤差があります。
※画像のボトルは付いていません。
ご使用方法
ボトルの先端を穴に挿し込み、バランス良く立ててください。
立ちにくい場合はボトルを挿す位置を調整してください。
ワインボトルのほか、日本酒やビール瓶などでもお使いいただけます。
ご使用上の注意点
※転倒の恐れがありますので、ご使用の際は安定した場所でご使用ください。