京銘竹に金箔を施した酒器-金麗華-
少し贅沢な酒器ができました
「京もの指定工芸品」に指定されている京銘竹を用いた酒器。ウレタン塗装で黒に着色し、京都で活躍する箔押し職人の技によって金箔で模様をつけ仕上げました。お世話になった方への贈り物として最適の一品です。
京銘竹とは
京銘竹は、「京もの指定工芸品」に指定されている工芸品の一つで、9月〜12月に伐竹された京都産の竹を、火あぶりにより油を抜きし、天日で何日も干して、完全に乾燥させ「白竹」に加工するという京都ならではの技法で作られたものです。 美しい光沢は、油抜きの作業の中で、丁寧に油を拭くことで出るもので、炙り方や拭き方次第ではきれいに仕上がらないこともある貴重な工芸品です。
4種のデザイン
月光月の光は太陽の光。それが最も美しく見えるのは夜。黄金に輝く太陽の光を浴びた夜の月は、まるで夜空に咲く花のようです。そんな夜の月をイメージし仕立てました。
宙
星は常に動き続けています。そんな宙(そら)を流れる星に見立ててデザインしました。
光の路
太陽が昇り、水平線を照らし、そこにできた路(みち)をイメージ。黒く染まった海は黒漆、光の通り道に金箔をあしらいました。
ちらし
黒漆で下地塗りを行い、細かく切り砕いた金箔を散らして模様を入れました。奥行きある艶と散らし金箔は見る角度によって、その表情を変化させます。
仕様
京銘竹に緊迫を施した酒器-金麗華-
原材料:国産竹(京都産)、金箔、樹脂塗装
サイズ:高さ約250mm × 直径約80mm
※天然素材で一点一点手作りのためサイズには多少の誤差があります。
ご使用上の注意点
金箔部分や竹の表面は傷がつきやすいため、やわらかいスポンジで洗ってください。
また、長時間水につけず、台所用中性洗剤を使用し、洗い終わったら自然乾燥よりも布巾で拭いて乾かしていただくことをお勧めします。